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シンポジウム

予約の受付は終了しました。

「医療を身近に感じる~教育論・身体論・総合診療を通じて~」

 

昨今、患者と医師の関係が希薄になりつつあると言われています。そこで今年のシンポジウムでは、多分野の先生方と、患者との関係が特に大切となる総合診療医をお招きし、地域の住民の方々・学生・医療従事者の全員が医療について改めて考え直す場となることを目的としています。

 

今年のシンポジウムは例年と異なり、10月31日(土)と11月1日(日)の二日に分けて行います。一日目は、筋生理学者の谷本道哉先生から「運動処方や健康関連商品 にまつわる“都市伝説”」について、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹先生から「尾木ママ流 心に寄り添う教育論」について講演していただく予定です。二日目は、午前は奄美大島で働かれている平島修医師の講演、午後は現役総合診療医による症例検討会を行います。総合診療医は大場雄一郎医師、志水太郎医師、平島修医師、松本謙太郎医師をお招きします。

 

Day1 尾木直樹先生、谷本道哉先生、宮田重樹医師による講演

 

予約制(250席)
(注;全体席数は500席です。当日の状況では予約なしでも入場できますが、予約されることをお勧め致します。)

日時:10月31日(土)12:00~15:50
場所:奈良県立医科大学大講堂

 

12:10-13:20 谷本道哉先生「運動処方や健康関連商品 にまつわる“都市伝説”」

13:30-14:30 宮田重樹医師「いつまでも達者に歩けるように。ロコモティブシンドロームに注意!」

14:40-15:50 尾木直樹先生「尾木ママ流 心に寄り添う教育論」

谷本道哉先生 プロフィール

近畿大学生物理工学部准教授
順天堂大学スポーツ健康科学部客員研究員
国立健康・栄養研究所客員研究員
日本オリンピック委員会医科学スタッフ
日本ボディビル連盟医科学委員

1972年生まれ、静岡県出身。大阪大学工学部卒、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。専門は筋生理学、身体運動科学。著書に「スポーツ科学の教科書」(岩波書店)など多数。NHKニュース「おはよう日本」の健康コーナー、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」などでも運動の効果をわかりやすく解説している。

宮田重樹医師 プロフィール

昭和59年 奈良県立医科大学卒業
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本AKA医学会 指導医
大阪臨床整形外科医会理事
NPO法人全国ストップザロコモ協議会総務委員
富田林医師会副会長
「死ぬまで歩ける下半身のつくり方(大和書房)」など著書多数。

尾木直樹先生 プロフィール

教育評論家

法政大学教職課程センター長・教授
臨床教育研究所「虹」所長
1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校教師として、22年間子どもを主役としたユニークで創造的な教育実践を展開、その後大学教員に転身。それらの成果は今日まで200冊を超える著書(監修含む)、ビデオソフト、映画類にまとめられている。現在は「尾木ママ」の愛称で親しまれ、テレビなど多方面で活躍中。

Day2 平島修医師による講演、大場雄一郎医師・志水太郎医師・平島修医師・松本謙太郎医師による症例検討会

 

予約制(250席)
(注;全体席数は500席です。当日の状況では予約なしでも入場できますが、予約されることをお勧め致します。)
日時:11月1日(日)10:30~17:30

 

10:30-12:00 平島修医師「今、必要とされる患者-医師の向き合い方とは」

平島修医師 プロフィール

1979年福岡県生まれ。2005年熊本大学医学部卒業後、福岡徳洲会病院で初期・後期研修を行い、うち8ヶ月間を奄美大島で地域医療研修を行う。検査がすぐにできない地域医療、特に訪問医療・時間外の診療に必要なのは、五感を使った診療だと考えるようになる。2009年より市立堺病院で勤務、師匠、藤本卓司部長の教えのもと、身体診察の極意を伝授される。2012年「堺フィジカルクラブ」を発足。2013年4月より現職。全国各地に身体診察のワークショップ『フィジカルクラブ』を届け、全国の医師、医学生の身体診察能力向上に尽力する。

13:00-17:30 症例検討会

大場雄一郎医師・志水太郎医師・平島修医師が壇上に上がり、長野広之医師(天理よろづ相談所病院)、Pham Nguyen Quy医師(京都民医連中央病院)のケースプレゼンに対して各先生方に鑑別診断をあげてもらいます。 
全員参加型の症例検討会で、各先生方と会場から問診・診察・検査・鑑別について話し合います。 

大場雄一郎医師 プロフィール

日本内科学会総合内科専門医
熱帯医学衛生学ディプロマ(修士)
2000年大阪大学医学部卒業
2012年から大阪府立急性期・総合医療センターにて総合内科開設
医長・部長代理および感染制御室長として着任

志水太郎医師 プロフィール

東京城東病院 総合内科チーフ
公衆衛生学修士(米エモリー大)
経営学修士(豪ボンド大)
2005年愛媛大学医学部卒業。江東病院、市立堺病院内科チーフレジデント修了。 数ヵ国での総合内科武者修行・教育活動の後、2014年より東京城東病院総合内科チーフ。 2016年4月より獨協医科大学総合診療教育センター長就任予定。

松本謙太郎医師 プロフィール
 

今回の症例検討会のファシリテーター
国立病院機構 大阪医療センター 総合診療科
2004年 大阪市立大学医学部卒業

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